「自分の仕事が世に与える効果」 ~働くことに意味を持つ~①
自分のやってみたかった仕事、夢を抱いた時の自分が今、その未来に生きているだろうか?
いつしか、目の前の出来事に迫られ、追い込まれていないだろうか?
本当にやってみたかったことが、ちゃんとできているだろうか?
人は誰しも、「仕事」というビジネスの上に生きています。
生きているだけも税金を問われ、生活をするにも税金を問われます。つまり国民である以上は何もせずには生活ができない仕組みになっている。
いつしか結婚を未来に、家族を養うという理想を描く男性は多いのではないでしょうか。
生きるためにも、家族を養うためにも仕事を持ち、働くことが必要なのです。
「働く」ということは、言い換えると「雇われる」ということになります。
もっと言えば組織の一員として、会社に貢献する存在になり、第三者へサービスを提供する人間になるということです。しかし、不景気と言われているこの時代に、自分の生活を支えるべく給料を稼ぐことさえも厳しく、収入面で頭を抱えている方は少なくないようです。
仕事というのは、いくつかの役割分担による組織の作業によって成り立っており、組織であるということは必然的に上下関係も存在します。
それは、会社を経営していくに必要な役割だからです。
では組織の中で行う自分の仕事が世に与える影響とは何か。
そもそも仕事とは、ビジネスとして対第三者に何かしらの形で「サービス」を提供することであり、そこに利益を生み出すことで自らの生計を図るものである。それを組織として分担作業で行い、より多くのサービス提供に努めるのが「会社」という組織です。
だからこそ意識いただきたいのは、組織に勤めているのはロボットではなく人間であるということです。生きるために必死に取り組み、会社に貢献しようとしている人材であることを大切にしていただきたいと強く思っております。
そこで、組織に勤める「自分」という存在を3つの観点で捉えてみます。
①新入時の自分・・・覚えることがいっぱいで、上司に叱られながらも覚えていくしかない。
②後輩を持つ自分・・・新入社員または後輩に仕事を教えなくてなくてはならない。
③責任者の自分・・・ある程度勤務年数を過ぎ、肩書きを与えられ、管理職としての責任を負う
改めて様々なビジョンからビジネスを見直してみると、知られざる責任や忘れかけている初心が見えてくるのではないでしょうか。